米海軍の空母J.C.ステニスが8月21日午前9時、佐世保港に入港し、沖合いの35番錨地付近に停泊した。空母の入港前後には随伴艦の駆逐艦ハワード(DDG−83)、高速戦闘補給艦レイニア(T−AOE−7)も相次いで佐世保港内の米軍専用岸壁に接岸した。
ステニスは7月下旬から行われた全世界規模での空母戦闘群の訓練「サマーパルス04」および日本近海で空母キティホーク戦闘群と繰り広げたJASEX(統合空海訓練)の終了後、乗組員の休養や物資の補給を目的に入港した。
ステニスには第14空母航空団(CVW−14)の航空機が搭載され、一般招待で乗艦した佐世保市議会議員の話では、訓練の後を思わせるように機体の汚れが目立っていたという。
これで佐世保には2年ぶりの空母寄港、横須賀と合せると3年続けての原子力空母寄港となった。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)