台風一過の佐世保で弾薬陸揚げ



39番錨地で、弾薬と見られるパレットに載せた貨物を降ろすフリント
(2004年9月1日撮影)

前日までステファン W プレス(事前集積艦)が台風避難で停泊していた38番錨地に、9月1日朝、弾薬補給艦フリント(T-AE-32)が停泊していた。早速弾薬と思われるパレットに載せた貨物をおろしていた。

フリントは、今年の1月9日から30日まで佐世保に長期滞在したあと、2月中旬から3月中旬にかけて横須賀、佐世保に計3回の寄港を繰り返していた。その後、我々の監視ネットワークにはかからずに半年近く後でまた、佐世保に入港した。

このパターンからは、空母随伴の動きとは読めない。極東海域ではないところ(たとえば中東など)で弾薬輸送や補給任務をこなしていた可能性もある。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)



'2004-9-2|HOME|