海底ケーブル敷設艦、佐世保に再入港


11月6日に佐世保に入港したケーブル敷設艦ゼウス(04.11.07 撮影)

米海軍の海底ケーブル敷設艦ゼウスが再び入港した。

米軍基地間の通信手段のうちの一つとして、佐世保基地から沖縄までの海底には光ファイバー通信ケーブルが敷設されている。
通信ケーブルは1994年までに敷設されたもので、米海軍佐世保基地から一般公道を通り、佐世保市のはずれにある陸上自衛隊相浦駐屯地から海底に続いている。

ゼウスは10月6日に出港していたが、ちょうど1月後に戻ってきた。この間、敷設されたケーブルの点検作業を行っていたものと思われる。
基地間の通信手段としては衛星通信、地上波通信もあるが、膨大な通信量や保安などの理由からケーブル通信も必要なのだろう。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


'2004-11-07|HOME|