補給艦も走る、師走の佐世保基地
弾薬補給艦キスカ。危険物荷役を表す赤旗を掲げているが、入港以来ほとんど作業を行っていないように見える
(2004.12.10 撮影)
戦闘補給艦サンノゼは、12月9日〜11日にも入港していた(2004.12.10 撮影)
クリスマス休暇を前に、例年であれば4隻の揚陸艦、2隻の掃海艦、1隻の潜水艦救難艦で混雑している佐世保基地の米軍専用岸壁を、MSCに所属する補給・補助艦船が占領している。
弾薬補給艦キスカは早めの休暇ということで約10日ほど停泊した後、12日ようやく出港したが、入れ替わるように各種補給・補助艦船の入港が相次いでいる。
12月13日 測量艦(T−AGS)ジョン・マクドネルとボウディッチ、14日燃料補給艦(T−AO)ジョン・エリクソン、15日戦闘補給艦(T−AFS)サンノゼ、と例年にない入港ラッシュになっている。
理由としては、母港としている揚陸艦のうちエセックスなど3隻がイラク占領のためペルシャ湾周辺に展開しているため佐世保には戻ってこず、岸壁などの余裕ができたので東シナ海などにいたMSCの船がクリスマス休暇を迎えるために立ち寄ったということが考えられる。
それにしても、佐世保では今年はMSC所属の輸送艦や補給・補助艦船の入港が目立っている。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)
12月13日に相次いで入港した測量艦ジョン・マクドネル(右)とボウディッチ(2004.12.14 撮影)
久方ぶりに佐世保に入港した燃料補給艦ジョン・エリクソン(2004.12.14 撮影)
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