原潜オリンピア、横須賀・佐世保に相次いで寄港


佐世保基地の赤崎岸壁に停泊する原潜オリンピア(4月25日撮影)

4月に入ってから、原潜オリンピア(SSN 717)が横須賀と佐世保に続けて寄港している。横須賀には4月12日から22日まで、そして佐世保には24日から26日までだ。

オリンピアは2003年5月から10月にかけて佐世保、横須賀、ホワイトビーチに何度も寄港した。パールハーバーに10月23日に帰港するまでの6ヶ月の任務航海で、西太平洋海域を重点的に回っていた。

Navy Newsstand によれば、タンデムスラスト演習、SHAREM 146演習に参加し、さらに独自の任務や浅海での音響テストも行ったとのことだ。

佐世保基地には、オリンピアと入れ替わりに、測量艦ジョン・マクダネルとBCヘーゼンが入港した。また横浜ノースドックからは、23日にいったん戻ってきた音響測定艦ロイヤルが再び出港している。沖縄近海には"くじら殺し"のコリーショウエストも展開している。

これらの船が原潜オリンピアと組んで、東シナ海などで中国の潜水艦をシミュレートする音響テストを行う可能性もある。

(RIMPEACE編集部)


2005-4-28|HOME