掃海艦パトリオットは座礁事故を起こしていた


佐世保基地でドック入りしたパトリオット(5月8日撮影)

米海軍佐世保基地に配備されている掃海艦パトリオットが座礁事故を起こしていたことが明らかになった。
このほど掃海艦の艦長が交代した折に明らかになったもので、事故の発生は配備されている日本側には伝えられていなかった。

米海軍が明らかにしたことによると、事故は今年3月19日、韓国南部にある韓国海軍の基地「鎮海」付近で発生した。掃海艦は自力で佐世保基地に戻ってきたが、船底のソナーなどを損傷したとのこと。
 時期から判断すると、米韓合同訓練「フォールイーグル」に関連して鎮海湾の航路を掃海する訓練に向かっていたものと思われる。

 鎮海には以前、米海軍が基地を置いていたところで、現在も空母や原潜が隣接するプサンにたびたび寄港している。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


2005-5-9|HOME