「ヘリ空母」ボクサー、佐世保に寄港


入港するボクサー、飛行甲板には2機のHH60が確認できた。


揚陸艦などでいっぱいとなったメインベースの岸壁。正面に強襲揚陸艦エセックス、左に駆逐艦JPジョーンズ、
手前がドック型揚陸艦ハーパーズ・フェリー、右に修理作業中のドック型輸送揚陸艦ジュノー。(5月17日撮影)

強襲揚陸艦ボクサー(LHD-4)が5月17日正午ころ、随伴の駆逐艦JOHN・PAUL・JONES(DDGー53)とともに佐世保港に入港し、赤崎岸壁に接岸した。

ボクサーは昨年3月30日にも佐世保港に入港したが、その時はイラク攻撃からの帰途、搭載しているLCAC(上陸用舟艇)の積み替えと休養が目的だった。
乗組員の話などによると、今回はカリフォルニアを出港し、オーストラリアでの訓練に行く途中、休養と補給のために立ち寄ったとのこと。

現在、佐世保基地の岸壁はイラク派遣から戻って来たエセックスなどの揚陸艦が修理準備でいっぱいだったためメインベースから離れた赤崎岸壁に接岸することとなった。
しかし、イラクに出かけなかったドック型揚陸艦フォート・マッケンリーはこの期間中、短期間の訓練を目的に基地を離れ、空きができた岸壁に駆逐艦ジョン・ポール・ジョーンズが接岸した。

ボクサーとジョン・ポール・ジョーンズは19日に佐世保を出港、20日午後に沖縄・ホワイトビーチに入港した。フォート・マッケンリーもホワイトビーチに入港している。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


ホワイトビーチに入港した強襲揚陸艦ボクサー(5月20日撮影)


2005-5-21|HOME