エセックスの定期修理始まる


岸壁に係留されたまま修理が始まったエセックス(05.8.6 撮影)

強襲揚陸艦エセックスの定期修理が、佐世保で始まった。

佐世保を母港としている4隻の揚陸艦のうちフォートマッケンリーは一足先に定期修理を終えていたが、残りの3隻(エセックス、ジュノー、ハーパーズ・フェリー)は昨年8月から今年4月までイラク攻撃に参加するためペルシャ湾に出動していたため、これまで定期修理が遅れていた。

また、4月に戻ってきた後も東南アジアでの訓練(CARATなど)のスケジュールが残っていたため、エンジンの不調がうわさされていたジュノーを除く2隻の修理開始がこれまで延びていたようだ。

今回の修理は大規模でないため岸壁に係留したままで行われ、96〜97年に強襲揚陸艦ベローウッドの定期修理の際におきたドライドック接収問題はない。

修理は9月まで続くという。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


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