佐世保基地で掃海艦が磁気測定作業


赤崎岸壁前で磁気測定作業中の掃海艦ガーディアン(11月14日撮影)

米海軍佐世保基地に配備ざれている掃海艦ガーディアンが船体の磁気を測定する作業を赤碕岸壁の周辺で行った。

ガーディアンなどアベンジャークラスの掃海艦(MCM)の船体は木製の本体をファイバーグラスで覆っているので磁気を発生しないが、搭載している器具や推進機関などは金属でできている。そのため長い期間の間に磁気を発生させる。

機雷は磁気に反応して爆発するタイプがあるため、掃海艦にとって磁気は大敵である。
佐世保基地に設置してあるものは磁気を測定する設備で、測定した磁気は船体に設置している磁気コイルを作動して除去する。

ガーディアンは今年3月にも同様の作業を行っている。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


'2005-11-19|HOME|