クリスマス前、佐世保港の近況
強襲揚陸艦エセックス(左)と輸送揚陸艦ジュノー(手前)、正面には潜水艦救難艦セーフガードと掃海艦パトリオットが停泊中(12月19日 撮影)
クリスマスを前にして佐世保基地に配備されている揚陸艦隊は休暇ムードである。
定期修理を終えた揚陸艦ハーパーズ・フェリーは修理後の検査を終えると急いで帰港し、弾薬や燃料を積み込んだ後はいつもの岸壁に停泊している。
昨年の今頃はペルシャ湾に派遣されていた強襲揚陸艦エセックスやジュノーなども、フィリピンなどでの訓練を終了あとは出港の予定はないようだ。
事実上、1隻が佐世保基地を拠点としている燃料補給艦は、今年はウォルター・S・ディールが12月9日から停泊中で、乗組員もそれぞれ休暇を楽しんでいるようだ。
一方、米軍再編の影響だろうか、福利厚生(MWR)関係の人員は移動や追加配属などで増加し続けている。今後の進展では艦船の係留と燃料の補給以上の任務が佐世保基地に求められることも考えられる。
一見のどかな様子の中でも佐世保基地は変貌しているようだ。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)
'2005-12-19|HOME|