佐世保基地に第7艦隊旗艦が入港


1月20日、第7艦隊旗艦ブルーリッジが横須賀からやってきた

第7艦隊の旗艦ブルーリッジが20日午前、米海軍佐世保基地の岸壁に接岸した。
ブルーリッジは母港としている横須賀を1月18日に出港していた。

今回の入港は「友好と親善」を目的とし、佐世保市民200人を艦内に招待する。(もちろん批判的勢力は招待されていない)
しかし実態としては、第7艦隊の司令官交代後に行う各地の米海軍基地の視察と点検の意味合いが強く、不祥事が続く米海軍の規律点検の目的もあると思われる。

なお、佐世保を母港としている4隻の揚陸艦(エセックス、ジュノー、フォート・マッケンリー、ハーパーズ・フェリー)はブルーリッジが入港する前日までに新年休暇明けのトレーニングのため出港した。
沖縄・ホワイトビーチにはエセックスなど3隻が立ち寄って、軍用車両や兵士を載せた後、23日からグアムで行われる沖縄海兵隊の都市型戦闘訓練に出かける。

佐世保基地には掃海艦2隻と潜水艦救難艦1隻、ケーブル敷設艦ゼウス、20日早朝に入港したミサイル観測艦オブザベーション・アイランドが停泊している。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


ブルーリッジ入港の直前に赤崎岸壁に接岸したオブザベーション・アイランド(1月20日 撮影)


'2006-1-21|HOME|