レーガン入港に抗議船団立ち向かう

2月24日、原子力空母ロナルド・レーガンの寄港に対して、佐世保地区労働組合会議や市民団体などは陸上と海上から抗議行動を繰り広げた。
特に海上ではそれぞれの組合から持ち寄った小型船22隻で抗議船団を編成し、入港する空母の周辺で抗議行動を繰り広げた。


「佐世保に基地はいらんぞー!」「核空母はいらんぞー!」、シュプレヒコールにはお国ことばが混ざる

昨年5月の空母リンカーン入港のときは佐世保基地の警備艇が機関銃を持ち出し、一時、海上デモ船団に機関銃の銃口を向けるなどの過剰警備があり、また、海上自衛隊の護衛艦「こんごう」と「まきなみ」がデモ船団の隊列に侵入し、デモ隊列を混乱させるなどの妨害行為があったが、今回は米軍・海上自衛隊とも目立った挑発や妨害を行なうことはなかった。

しかし、長崎県警のランチが海上デモ船団の中を突っ切るなどの挑発行為は相変わらずであった。幸いに事故には至らなかったが、このような海上での妨害行為は事故につながるものであり、決して行なうべきでないことは明らかだ。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(写真は 2.24 撮影)


海上デモ船団の中を突っ切るなどの妨害行動を行った長崎県警のランチ


'2007-2-26|HOME|