測量艦ボウデイッチが入港


佐世保基地立神3号岸壁に接岸した測量艦ボウデイッチ(6月17日撮影)  

米海軍の測量艦(海洋調査艦)「ボウデイッチ」が6月16日、米海軍佐世保基地の岸壁に接岸した。
ボウデイッチは6月5日に佐世保を出港していたので、約10日間、洋上で作業を行っていたようだ。

このほかの測量艦の動きでは
 サムナーが修理を終え佐世保を12日出港、15日那覇軍港に一時寄港。
 ジョン・マクドネルが那覇軍港に11日入港、15日出港。
 マリー・シールズが佐世保を6月4日出港。
と、かなり活発に出入りしている。

昨年までは測量艦が那覇軍港に寄港することはあまりなかった。
その理由としては那覇軍港に情報を受け入れする部隊がいなかったためと思われるが、このところの活発な動きを見ると、 一時期的なものかもしれないが新たな組織での運用が始まったのかもしれない。
 新たな任務を沖縄の基地に持たせるのであれば、「沖縄の負担軽減」に反するものであることはいうまでもない。
 那覇軍港にはこれまでも輸送艦だけでなく潜水艦を監視する任務を持つ音響測定艦の入港も目立っている。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


'2007-6-18|HOME|