佐世保に米軍チャーターのタンカー2隻寄港


赤崎岸壁に接岸したタンカー「ジャグ・プラディップ」


本船貯油所に接岸したタンカー「トランス・パシフィック」 (07.7.10 撮影)

米海軍がチャーターしたタンカーが佐世保に相次いで入港した。
入港したのはインド船籍の大型のタンカー「ジョグ・プラディップ」(27,627トン)と中型のタンカー「トランス・パシフィック」の2隻。

ジョグ・プラディップは7月2日に横須賀・吾妻島貯油所に燃料を運び込んでいたが、佐世保にも同様に燃料を運び込んでいる。 短期間のうちに2箇所の燃料貯油所に運び込んでいるが、時間的に見て横須賀から直行したのではなく、どこかの港で燃料を買い付けて から佐世保に寄港したものと思われる。

これまでも佐世保に入港したタンカーは燃料をクウエートやバーレーンから輸送したことがあるが、日本周辺では韓国・インチョン (仁川)から運び込んだこともある。
今回は韓国かのケースが推測される。

トランスパシフィックは基地間の燃料輸送にあたる中型タンカーで、モンタウクに替わってチャーターされた船だ。 佐世保には初めての寄港となる。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


'2007-7-15|HOME|