一時寄港の原潜に機器積み込み、佐世保基地


赤崎岸壁に停泊した原潜シカゴ(07.10.16 撮影)


出港する原潜シカゴ(07.10.16 撮影)

原潜シカゴが10月12日に続いて16日に佐世保基地に一時寄港した。

原潜が一時寄港する場合、これまでは港中央部の35番錨地付近に漂泊していたが、今回は赤崎岸壁に接岸した。
その理由ははっきりしないが、約10名の民間人(技術者?)と、測量器具のようなもの1個をクレーンを使って 運び込んでいた。

おそらく、この器具を原潜の中に運び込むために通常と違って赤崎岸壁に接岸する必要があったものと思われる。
なお、佐世保には常駐配備艦のほか、測量(海洋調査)艦マリー・シールズ、音響測定艦インペッカブルも入港している。
いずれも原潜の動きと関係がある補助艦だが、マリー・シールズの動きは原潜シカゴの動きとリンクしているようだ。

このところ、佐世保では原潜も測量艦も目立った動きを見せていなかったが、米国の新しい会計年度を迎えたことで調査予算が確保された か、あるいは作戦展開が変わったことも考えられる。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


'2007-10-16|HOME|