原潜トピカ、佐世保で越年へ


赤崎岸壁のオブザベーション・アイランド。船尾後方にトピカの船体が見える。


赤崎岸壁の原潜トピカ(07.12.30 撮影)

原潜トピカが暮れも押し迫った12月28日に佐世保に入港し、米海軍赤崎岸壁に接岸した。トピカは約2年ぶりの入港。
赤崎岸壁には前日(27日)に弾道ミサイル観測艦オブザベーション・アイランドも接岸していた。
原潜は31日現在、まだ停泊しているが、このまま新年を迎えそうな様子だ。

これまで、測量艦や貨物輸送艦など補助・補給艦が新年を佐世保で迎えることはあるが、原潜やオブザベーション・アイランドなど行動の 秘匿性が高い艦船が佐世保で新年を迎えることはあまり例がない。
忙しすぎて本国に帰る余裕がなかったわけでもないだろうが、いずれにしてもこの2隻が周辺で行動を継続するため佐世保に入港したのだ ろう。

この年末の佐世保寄港は、米国の測量艦や音響測定艦などの調査海域がフィリピン海や南シナ海に集中していることと無関係ではないだろう。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


いつもの佐世保の停泊場所を大物に奪われ、横浜で越年する測量艦ボーディッチ(07.12.31 撮影) 


'2007-12-31|HOME|