佐世保基地に駆逐艦などが相次ぎ寄港


立神岸壁に停泊する駆逐艦マスティン(5月1日撮影)

揚陸艦隊が出港した米海軍佐世保基地に駆逐艦などが相次いで寄港している。
4月29日には燃料補給艦ティペカヌーが赤崎岸壁に、5月1日にはミサイル駆逐艦マスティンが立神岸壁に接岸した。

ティペカヌーは佐世保を4月19日に出港していたが、香港に向かう途中の空母キティホークなどに燃料を補給している様子が米海軍の HPに掲載されていたので、その後の再補給に備えて佐世保に戻ってきたものと思われる。
ティペカヌーの後部甲板には各種雑貨と思われるケースが積み上げられている。

また、横須賀を母港としているミサイル駆逐艦マスティンは横須賀を4月19日出港し、佐世保には4月21日から22日まで停泊して いた。
横須賀を母港としている空母キティホークの随伴艦のうちシャイローなどがキティホークとともに香港に寄港しているが、マスティンは それとは別に日本海に展開していたものと思われる。
マスティンが入港する直前には弾道ミサイル観測艦オブザベーション・アイランドも佐世保に寄港していた事を考えると、日本周辺で MD(ミサイル防衛)実験などを行っていた可能性もある。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


赤崎岸壁に停泊中の燃料補給艦ティペカヌー(4月30日撮影)


'2008-5-1|HOME|