原潜コロンブス、佐世保基地に寄港


米海軍本船貯油所に停泊中のタンカー「マースク・ロード・アイランド」の前を通過する原潜「コロンブス」


赤崎岸壁に接岸作業中のコロンブス(6月16日撮影)

  6月16日午後2時ころ、米海軍佐世保基地赤崎岸壁に米海軍の原潜コロンブスが接岸した。
原潜の寄港は今年に入って7回目(通算285回目)となった。

原潜の入港時間は当初午後1時の予定だったらしい。そのため、佐世保港内を赤崎岸壁に向けて航行中、出港航路を通行中だった定期航路 の客船2隻と相次いで接近した状態ですれ違った。
通常、海上船舶は航路の右側を通行することになっているが、このとき原潜は赤崎岸壁に接岸するため左側を航行中だった。
このため海上保安部の巡視船が出港中の客船1隻を避航させる形で誘導し、すれ違った。

大型船である原潜が舵の利きにくい低速航行中だったため客船が避航したようだが、入港予定時間が遅れたためこのような事態になった のだろう。
佐世保港では今後もこのような異常接近事態が起きることはありうる。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


'2008-6-18|HOME|