ミサイル監視艦、佐世保基地に寄港


庵崎貯油所岸壁で燃料バージから給油中のオブザベーション・アイランド


16日10時45分ころ嘉手納基地を離陸するRC135S

ミサイル監視艦オブザベーション・アイランドが16日に佐世保に寄港した。
今年の8月以降、8月24日〜25日、9月1日〜3日、10月1日〜5日、11月2日〜6日と寄港している。ほぼ1カ月に一度の入港ペースだったが、今回半月ほど間隔 がのびている。突発的な事情で、寄港スケジュールがずれた可能性もある。

同日、嘉手納基地からミサイル監視機RC135Sが離陸した。
14日には12時間近い飛行を行ったが、15日は飛行しなかった。16日は朝からカーゴドアを開けて荷物を積み込んだあと、空中給油機1機を従えて飛んでいったから、 本国へ戻った可能性が高い。

オブザベーション・アイランドが赤崎や庵崎の岸壁につく場合は、給油や休養のためだ。ミサイル発射の監視・情報収集をする場合に現れる船と飛行機がともに、監視現場 から離れた。6カ国協議の進展がないことに対する「北のミサイル発射」を警戒する米軍のシフトは、当面解除されたと考えていいのではないか。

(RIMPEACE編集部)(写真はすべて 08.12.16 撮影)


'2008-12-17|HOME|