軍艦はこんちゃよか! 空母入港に抗議の行動



原子力空母ジョン・C・ステニス入港に抗議する海上デモ

 原子力空母ジョン・C・ステニスの寄港に対し佐世保地区労や社民党佐世保総支部、市民団体などは陸上と海上から抗議行動を繰り広げ た。

 陸上では早朝から港口近くの高台で約100名が集まり、「入港するな」「空母は帰れ」と抗議のシュプレヒコールを繰り返した。
 また、海上からは労働組合員や市民が持ち寄った26隻の小型船に約90名が乗り組み、空母が港口に姿を見せると空母と併走しながら 抗議の海上デモを繰り広げ、空母が停泊したあとは空母を周回しながら「港を軍事利用させるな」「港を返せ」と抗議行動を行った。

 佐世保港では昨年3月と4月に寄港した原子力潜水艦ヒューストンから放射能が漏れていたことが8月になって公表されたことから、 港の環境汚染に対する不安の声が広がっていたる。
今回、過去最大となる26隻もの小型船が集まったのは港の安全確保に対する市民の怒りの声を背景にしている。

「軍艦はこんちゃよか(来なくていい)!」

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(写真は 09.2.27 撮影)




ステニスを包囲する抗議船団


'2009-2-28|HOME|