米・インド海軍艦船、佐世保に集結


佐世保に入港する米海軍第7艦隊の旗艦ブルーリッジ。甲板にヘリが2機載っているのは珍しい


猛烈な煙を吐きながら入港するインド海軍の駆逐艦ムンバイ
 

4月26日、米海軍の艦船とインド海軍の艦船4隻が相次いで佐世保に寄港した。 入港したのは米海軍第7艦隊の旗艦ブルーリッジ(LCC−19)と米海軍の燃料補給艦ジョン・エリクソン(TAO−194)。
インド海軍は駆逐艦ムンバイ(D−62)、ランビル(D−54)、コルベット艦カンジャール及び総合補給艦ジョティ(A−58)。
インド海軍の4隻は海上自衛隊の立神桟橋に、米軍艦船は米海軍の岸壁にそれぞれ接岸した。

発表によれば、日・米・インドの艦船は4月26日から5月3日までの間、沖縄近くの東シナ海で3カ国の共同訓練「マラバール09」 に参加するという。
同訓練には前日に入港した米海軍の駆逐艦フィッツジェラルド(DDG−62)と駆逐艦チェイフィー(DDG−90)も参加する。 フィッツジェラルドは中国で行われた国際観艦式に参加したあと、佐世保に寄港した。

同訓練へは海上自衛隊から護衛艦くらま(DDH−144)及び護衛艦あさゆき(DD−132)が参加するとのこと。
インド海軍の艦船が佐世保に寄港するのは9年ぶり5回目となるが、これまでは朝鮮戦争国連軍としての寄港であり、日本との共同訓練の ために寄港するのは初めてのことのようだ。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(写真は 09.4.26 撮影)


立神桟橋に停泊した、右から補給艦ジョティ、ランビル、ムンバイ 


2009-4-27|HOME|