ニミッツ戦闘群の補給艦、佐世保入港
赤崎岸壁に接岸した高速戦闘支援艦ブリッジ(8月26日撮影)
米海軍の高速戦闘支援艦ブリッジ(Bridge T-AOE-10)が8月26日朝、米海軍佐世保基地赤崎岸壁に接岸した。
ブリッジは8月24日に横須賀に寄港した原子力空母ニミッツに随伴し、補給に当たっている。
今回寄港したブリッジの船体は大きく浮き上がっており、佐世保で燃料や弾薬などを補給するものと思われる。8月21日には弾薬補給艦
フリント(Frint T-AE-32)も寄港している。
ニミッツ戦闘群の水上戦闘艦は、空母ニミッツのほか、巡洋艦チョーシン(CG 55)、駆逐艦ピンクニー(DDG 91)、サンプソン(DDG 102)、フリゲ
ート艦レンツ(FFG 46)だ。
24日にニミッツとサンプソンが横須賀に入港、24日から26日にかけてチョーシン、レンツ、ピンクニーが名古屋、高松、博多にそれ
ぞれ分散寄港している。
佐世保港には06年以降、毎年原子力空母が寄港し、今年2月にもジョン・C・ステニスが寄港している。
しかし休養・歓楽施設が貧弱な佐世保への寄港は乗組員にとっては不満があるようで、佐世保に寄港する場合は事前に香港などでたっぷり
「休養」していた。
今回のニミッツ寄港では、東京や横浜が休養場所になるのだろう。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)
佐世保港中央部の35番錨地に停泊する弾薬補給艦フリント(8月23日撮影)
2009-8-27|HOME|