揚陸艦が帰港した佐世保基地

 


ハーパーズ・フェリー(右)とウエストパック・エクスプレス。手前には掃海艦アベンジャー(MCM−1)
とディフェンダー(MCM−2)が停泊している。(8月31日撮影)


佐世保に戻る直前、沖縄WBに寄港したハーパーズ・フェリー(8月29日 世嘉良 学 撮影)

米海軍佐世保基地に配備されているドック型揚陸艦ハーパーズ・フェリー(LSD−49)が戻ってきた。今回、ハーパーズ・フェリーは ほかの3隻の揚陸艦とは別に、5月11日に佐世保を出港した直後、沖縄・ホワイトビーチで海兵隊を積み込み東南アジア方面へと出かけて いた。

帰港までの間、フィリピン・セブ島に立ち寄った後、シンガポール(6月中旬)、マレーシア(6月下旬)、タイ(7月中旬)、インド ネシア(7月下旬)の各国に立ち寄り、二国間での訓練「CARAT」に参加していた。

佐世保基地にハーパーズ・フェリーが帰港した同じ日、海兵隊の移動用にチャーターされた高速輸送艦ウエストパック・エクスプレス も入港したが、関連はわからない。

なお、オーストラリアでの合同訓練「タリスマン・セーバー2009」から戻ってきた強襲揚陸艦エセックス(LHD−2)は飛行甲板の 張替え作業に取り掛かったようで、上部にテントの設営が始められた。

このほか、港中央部には弾薬補給艦フリント(T−AE−32)と同キスカ(T−AE−35)が停泊しているが、31日には作業の様子は ない。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


岸壁に接岸したまま工事を開始したエセックス


港中央部39番錨地付近のキスカ(8月31日撮影)


2009-8-31|HOME|