年末の佐世保港に原潜などが寄港


赤崎岸壁に接岸した原潜コロンビアと測量艦B・C・ヒーゼン(12月28日撮影)


港中央部35番錨地付近に停泊する弾薬補給艦フリント(12月22日撮影)
 

今年10回目となる原潜が28日午前10時頃入港し、米海軍佐世保基地の赤崎岸壁に接岸した。
入港したのはロサンジェルス級としてはエレクトリック・ボート造船所で最後に建造された原潜コロンビア(COLUMBIA SSN-771)。
コロンビアは11月14日と23日、米海軍横須賀基地に寄港し、それぞれ数日間停泊していた。

また、原潜コロンビア入港から2時間後、今度は米海軍(MSC)の測量艦ブルース・C・ヒーゼン(BRUCE C HEEZEN  T-AGS-64)が 入港し、赤崎岸壁に原潜と並んで停泊した。
原潜と測量艦は、以前には度々前後するように寄港していたが、ほぼ同時寄港するのは久しぶりとなった。

なお、佐世保港には配備されている揚陸艦4隻と掃海艦4隻のほか、弾薬補給艦フリント(FLINT T-AE-32)が港中央部に停泊している。
弾薬補給艦フリントは近いうちに新型の貨物弾薬補給艦と交代して退役するようだが、今回の寄港はそのための準備作業と思われ、 貨物を下ろした船体は浮き上がっている。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


2009-12-28|HOME|