横須賀の駆逐艦、佐世保でミサイル積み込み
39番錨地付近で弾薬積み込み作業中の駆逐艦フィッツジェラルド(2010.4.9 撮影)
横須賀に配備されている駆逐艦フィッツジェラルド(FITZGERALD DDG-62)が4月9日朝佐世保に入港し、危険物荷役場所である39番錨
地付近に停泊した。
フィッツジェラルドは入港後、横付けしたバージからミサイルと思われる白いコンテナなどを積み込む作業が確認された。
荷役作業中、すぐ横を定期航路のフェリーが通過していた。
駆逐艦が佐世保でミサイルを積み込むのは珍しいが、同艦は3月12日に横須賀を出港し、韓国周辺海域に出かけていたと思われるとこ
ろから、訓練などで消費した兵器の補給のため立ち寄ったのだろう。
佐世保には4月に入って2隻の貨物弾薬補給艦(T-AKE アラン・シェパード、カール・ブラッシャー)が寄港していたが、ミサイルと
思われるものはカール・ブラッシャーが運び込んだものだろう。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)
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