佐世保に原潜、5ヶ月ぶりに寄港


接岸作業中の原潜アッシュビル(2010.6.8 撮影)

佐世保港に6月8日、原潜が5ヶ月ぶりに寄港した。入港したのは原潜アッシュビル(ASHEVILLE SSN-758)で、佐世保港には1月に原潜 コロンビア(COLUMBIA SSN-771)が寄港して以来となった。
また、アッシュビルは2000年6月以来、10年ぶりの寄港である。

アッシュビルは午前8時ころ佐世保港口に姿を現し、9時に赤崎岸壁に接岸した。 今回の寄港の目的はいつものように「艦の維持、補給、乗組員の休養」と公表された。
佐世保への原潜寄港は日米両政府による核兵器の持ち込み密約の存在が公表されて以来始めての寄港だが、横須賀や沖縄にはすでに密約 公表後、複数回寄港している。
朝鮮半島では韓国海軍の哨戒艦「天安」艦が魚雷によるものと思われる爆発で沈没した事件で、米韓合同対潜水艦訓練が計画され(直前に 中止)たことと関係しているものと思われる。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


2010-6-9|HOME|