駆逐艦などの寄港が相次ぐ佐世保港


佐世保を出港する駆逐艦マスティン(8月2日撮影)


立神岸壁に接岸した駆逐艦ラッセン(7月22日撮影)
 

7月中旬以降、戦闘艦や補給・補助艦船とが相次いで佐世保に寄港した。朝鮮半島で7月25日から28日まで行われた米韓合同訓練 「インビンシブル・スピリット」に関連した動きだが、列記すると次のようになる。


上記のうち、駆逐艦については米海軍のサイトで米韓合同訓練に参加していたことが明らかになっているが、訓練の目的や規模から考える と、列記した艦船が同訓練に関係していたと考えるのが自然だろう。

原子力空母ジョージ・ワシントンが参加したことで、その補給に当たる艦船も相当活発に走り回っていたようだ。
朝鮮半島で戦闘が起こった場合、やはりその補給拠点が佐世保港になる可能性が高いことを示しているようだ。
朝鮮半島の緊張は決して「対岸の火事」ではなく私たちに直接関係した出来事でもある。

なお、米韓合同訓練の期間、海上自衛隊の護衛艦も相当数が佐世保を離れていた。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


一時寄港する原潜ツーソンと出港する音響測定艦エイブル。後方は貨物弾薬補給艦カール・ブラッシャー
(7月23日撮影)


2010-8-3|HOME|