強襲揚陸艦エセックス、佐世保帰港
佐世保基地に入港する強襲揚陸艦エセックス(10.11.25 撮影)
強襲揚陸艦エセックス(Essex LHD−2)が約3ヶ月ぶりに配備されている佐世保基地に戻ってきた。
エセックスはドック型輸送揚陸艦デンバー(Denver LPD−9)、ドック型揚陸艦ハーパーズ・フェリー(Harpers
Ferry LSD−49)とともに東アジア周辺での「FALL PATROL」に出かけていた。
この間、パラオからグアム海域にかけて繰り広げたバリアント・シールド訓練(VS10)を始めにASEAN各国との二国間訓練
「CARAT2010」などを行っていた。
10月下旬にはカンボジアでの訓練を最後にCARATを終了し、11月17日から19日には香港に立ち寄っていた。
11月23日にはヘリコプターやハリアー攻撃機を搭載したまま沖縄・ホワイトビーチにデンバーとともに寄港していた。
佐世保に帰港したエセックスの飛行甲板には1機のMH60ヘリコプターが搭載されているだけで、朝鮮半島の情勢に対応するような
様子は確認できない。
佐世保には23日に弾道ミサイル観測艦オブザベーション・アイランド(ObservationIsland AGM−23)、
24日には燃料補給艦ティペカヌー(Tippecanoe AO−199)が寄港していたが、いずれも25日午前中に出港している。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)
沖縄・ホワイトビーチ寄港中のエセックス。甲板にはヘリやハリアーが25機確認できた(10.11.23 世嘉良 学 撮影)
2010-11-26|HOME|