強襲揚陸艦エセックスが佐世保出港
出港するエセックス、後ろに停泊しているティペカヌーもこの後出港した。
「FALL PATROL」から戻ったばかりの揚陸艦が相次ぎ出港した。
11月30日は輸送揚陸艦デンバー(Denver LPD−9)、12月1日は強襲揚陸艦エセックス(Essex LHD−2)、
12月2日はドック型揚陸艦ハーパーズ・フェリー(HarpersFerry LSD−49)がそれぞれ出港した。
このうちエセックスは強襲上陸用のLCACを1隻搭載したが、弾薬などの積み込み作業は確認されなかった。
エセックスが出港した12月1日には米韓合同訓練での補給訓練に参加するため燃料補給艦ティペカヌー(Tippecanoe
TAO−199)と貨物弾薬補給艦カール・ブラッシャー(CarlBrashear TAKE−7)も出港した。
この時期は、例年であればフォール・パトロールが終わり、クリスマス休暇へ向けて静かな期間になるのだが、今年は朝鮮半島情勢を
受けて行われた米韓合同訓練や12月3日から始まる日米合同海上演習に関係しているのだろうか、活発な動きが続いている。
なお、エセックスは12月2日午後5時現在、ホワイトビーチに寄港していない。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)(10.12.1 撮影)
佐世保港口付近を通過し出港するカール・ブラッシャー。海上自衛隊の護衛艦「あしがら」(DDG−178)も出港。
2010-12-2|HOME|