米海軍佐世保基地が一般開放


デコレーションされた基地正面ゲート


掃海艦パトリオット(Patoriot MCM−7)の売店

12月19日、米海軍佐世保基地の開放デーがあった。米軍基地が一般市民に開放されたのは2007年7月以来。

佐世保基地に配備されている強襲揚陸艦エセックス(Essex LHD−2)が新たに造成した平瀬岸壁の落成と日米安保条約50 年を記念したものという。
一般開放はエセックスとついでに一般公開した海上自衛隊の護衛艦「こんごう」(DDG−173)以外の艦船は公開されない上に、 そのほかの艦船が停泊している区域などは立ち入り禁止。
また、基地開放が始まる時間には音響測定艦インペッカブルはいなくなっていた。

それでも、久しぶりの基地開放とあって多数の入場者があり、特にエセックスの公開には長蛇の列ができていた。また、艦船や部隊ごと の臨時の売店ではホットドッグやクッキーなどが販売され、賑やかな様子を見せていた。

だが一方、市民は歓迎されない来客なのか、各所に拳銃を携行した警備兵が立ち並び、指定された通路以外への進入に警戒していた。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(10.12.19 撮影)


拳銃を携行して監視する米海軍兵


2010-12-25|HOME|