強襲揚陸艦、佐世保基地新岸壁に移動
平瀬岸壁に停泊したエセックス(10.12.19 撮影)
対岸から見たエセックス(10.12.22 撮影)
米海軍佐世保基地に配備されている強襲揚陸艦エセックス(Essex LHD−2)が、これまで停泊場所としていた立神係船地から
平瀬係船地に造成した新しい岸壁(全長505メートル、米国名称「JURIET」)に移動した。
この岸壁は米海軍が接収使用している立神岸壁の一部を日本側に返還する見返りに建設を求めていたものだが、それにしても、これまで
エセックスが停泊していた立神(米国名称「INDIA」)7−8号岸壁から比べると、ヤードの広さは約10倍とか。
全額、日本政府負担が負担する、いわゆる「思い遣り予算」(受入国支援)で建設されたもので、艦船係留施設や支援設備(通称「コール
ド・アイアン」)はすべて新しくなり、隣接していたスポーツジムも広く大きくなった。
平瀬岸壁のヤードに今後どのような施設が建設されるのかは、明らかにされていない。
エセックスの移動に伴い、ほかの揚陸艦や掃海艦も停泊場所を変更したようだ。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)
12月23日現在の停泊艦船
2010-12-25|HOME|