佐世保基地の揚陸艦が交代へ
立神1号岸壁に接岸したジャーマンタウン(2011.1.24 撮影)
米本土カリフォルニア州・サンディエゴ海軍基地を母港としているドック型揚陸艦ジャーマンタウン(Germantown
LSD−42)が佐世保基地に配備されている同型の揚陸艦ハーパーズ・フェリー(Herpars Ferry LSD−49)
と交代するため、1月24日に入港した。
入港したジャーマンタウンは一旦沖合いの弾薬錨地に停泊した後、立神1号岸壁に接岸した。
今回の交代はハーパーズ・フェリーが大規模艦体点検(EDSAR)を受けるために本国へ戻るためのものと思われる。
ジャーマンタウンは1992年11月から佐世保基地に配備されていたが、その後ハーパーズ・フェリーと2002年9月に交代して
いたもので、9年ぶりの「復帰」となった。
なお、ハーパーズ・フェリーはホバークラフト型揚陸艇(LCAC)2隻を搭載することができるが、ジャーマンタウンは4隻のLCA
Cを搭載できる。
ジャーマンタウンには今後約1ヶ月かけて「艦体交換(ハル・スワップ)」方式でハーパーズ・フェリーの乗組員が移動する。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)
2011-1-25|HOME|