原子力空母GW、再び佐世保に!



港口の高台で抗議する集会参加者(2011.4.12 撮影)

4月6日に佐世保を出港したばかりの原子力空母ジョージ・ワシントンが4月12日、再び佐世保に寄港した。

前回寄港のときGWからは米本土ワシントン州・ピュージェットサウンド海軍造船所などの作業員多数が下船し、新たに艦船乗組員や作業 に当たる技術者などが乗艦していた。
横須賀出港時に艦内に収容してあった放射性廃棄物はいまだに艦内に保管されたままと思われ、その取り扱いが問題になっている。

福島第一原子力発電所の事故で原子炉の安全性に対する不安が増大する中、約20万キロワット級の原子炉2基を搭載した空母が入港する こと、また、ジョージ・ワシントンの原子炉保守作業で発生した放射性廃棄物を積み込んだままということは佐世保市民の安全にとっては 重要な問題だ。

社民党佐世保総支部と佐世保地区労は空母寄港が明らかになった4月11日、緊急ではあったが、市民の安全を確保する立場から佐世保市 に原子力空母ジョージ・ワシントンの入港要請を受け入れた経緯を明らかにし、放射性廃棄物の取り扱いについての説明を求めるなどの 申入れを行った。
また、佐世保市議選挙の告示直前ではあったが、入港日の12日には朝7時から野崎町の高台で抗議集会を開催した。

(リムピース運営委員 佐世保市議会議員 速見篤)


佐世保市に申し入れる社民党佐世保総支部と佐世保地区労(2011.4.11 撮影)


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