原子力空母ジョージ・ワシントンが佐世保出港


出港するGW。飛行甲板には作業クレーン、作業用車両、消火訓練用のホーネットの抜け殻


西海市片島の南海上を航行するGW

定期点検中に横須賀を緊急出港し、修理継続のため佐世保に反復寄港していた原子力空母ジョージ・ワシントン( George Washington CVN-73)が4月14日午前10時、佐世保港を出港した。

 今回の寄港について米海軍は修理作業に当たっている作業員の交代や物資の補給と合わせ、乗組員の休養を寄港目的に追加していた。
 また、米海軍は報道機関の問い合わせに対し、定期修理が完了するまでは反復寄港がありえることを明らかにした。米海軍が将来の 運用について明言することは珍しいことで、それだけ佐世保を拠点とした修理機能の確保が重要になっているということだろう。

 GWは佐世保出港後、西彼杵半島の沖合いをゆっくり南下していった。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(2011.4.14 撮影)


2011-4-15|HOME|