レーガン随伴艦も連続して佐世保入港


赤崎岸壁に接岸した駆逐艦プレブル(左)と巡洋艦チャンセラーズビル(右)


港中央部に停泊する高速戦闘支援艦ブリッジ(手前)。検疫錨地には燃料補給艦ラパハノック(奥)が停泊

 佐世保に米原子力空母ロナルド・レーガン(Ronald Reagan CVN-76)が入港した4月19日、空母の入港に前後して随伴艦が相次い で入港した。
 入港したのは巡洋艦チャンセラーズビル(Chancellorsville CG-62)と駆逐艦プレブル(Preble DDG-88)で、いずれも米海軍赤崎 岸壁に接岸した。

 このほか佐世保には物資などの補給に当たる高速戦闘支援艦ブリッジ(Bridge T-AOE-10)が4月4日から、航空機の燃料補給に当た る燃料補給艦ラパハノック(Rappahannock T-AO-204)が4月15日から停泊している。

 これまで、空母が佐世保に寄港するとき、護衛に当たる駆逐艦や巡洋艦は博多港など周辺の民間港に分散寄港するケースが多い。
 今回佐世保に集中したのは分散するための準備期間がなかったからではないだろうか。 あるいは佐世保に集中できる体制ができた ことも考えられる。

 事実、米海軍の艦船などが横須賀から退避していたとき、司令部を佐世保に移転することが「慎重に」計画されていたことが複数の メディアへの回答から明らかになった。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(2011.4.19 撮影)


2011-4-19|HOME|