強襲揚陸艦エセックスなどが佐世保帰港
平瀬(JURIET)岸壁に接岸した強襲揚陸艦エセックス(7月7日撮影)
強襲揚陸艦エセックスなど揚陸艦が相次いで戻ってきた。
エセックスとドック型揚陸艦ジャーマンタウンは先月23日に佐世保を出港したあと、沖縄・ホワイトビーチ基地に立ち寄り海兵隊など
を積み込み出港していた。
米海軍のホームページによると2隻の揚陸艦はオーストラリアで行われる米・豪合同訓練「タリスマン・セーバー2011」に参加するた
め沖縄・ホワイトビーチを出港していた。
しかし、予想より早くエセックスは沖縄に戻ってきていた。
7月5日にホワイトビーチを再出港したエセックスは、積んでいたハリアー6機を嘉手納に飛ばし、また海兵隊のヘリを普天間に戻して
7月7日に佐世保に寄港した。
米・豪合同訓練「タリスマン・セーバー2011」に参加を予定していたエセックスが佐世保に戻ってくるのは異常なことで、船体に
故障が生じた可能性が強い。
一方、5月以来東南アジア諸国との二国間訓練「CARAT」に参加していたドック型揚陸艦トートュガも7月8日、佐世保に戻ってきた。
例年であれば、これから8月下旬までは揚陸艦隊の出番はないようだ。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)
立神(INDIA)6号岸壁に接岸したドック型揚陸艦トートュガ(7月8日撮影)
2011-7-8|HOME|