台風一過、艦船も出港、佐世保基地


赤崎岸壁に接岸したオブザベーション・アイランド


弾薬錨地に停泊するエセックス、後方は出港するオブザベーション・アイランド

台風15号がようやく通り過ぎたあと、佐世保港に滞留していた米海軍の艦船が相次いで出港した。

まず9月21日には高速戦闘支援艦ブリッジ(AOE−10)、駆逐艦ラッセン(DDG−82)、音響測定艦エフェクティブ(T−AGOS− 21)、測量艦メアリー・シアーズ(T−AGS−65)が出港した。

翌22日には佐世保基地に配備されているドック型揚陸艦ジャーマンタウン(LSD−42)と輸送揚陸艦デンバー(LPD−9)が西太平洋の パトロールに向け出港した。

また、この日の早朝に入港した弾道ミサイル観測艦オブザベーション・アイランドは赤崎岸壁で燃料を補給したあと、その日の午後には あわただしく出港した。
一方、強襲揚陸艦エセックスは故障修理後の検査航海を終え、22日には港中央部にある危険物荷役錨地に移動し、出港の準備を始めた。

なお、エセックスは来年3月にも同型の強襲揚陸艦ボノム・リシャール(LHD−6)と交代する計画があり、特段の事件がない限り、 今度の出港が佐世保での最後の出動となるものとおもわれる

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(2011.9.22 撮影)


2011-9-22|HOME|