ケーブル敷設艦、今度は佐世保に


米海軍立神岸壁に接岸したゼウス(2011.10.9 撮影)

米海軍が運用しているただ1隻のケーブル敷設艦ゼウス(ZEUS T-ARC-7)が10月8日朝、佐世保に入港し米海軍立神第6号岸壁に接岸し た。
同艦は海底ケーブルを敷設すると共にSOUSUS(音響監視システム)の点検に当たっているものと思われる。

前回ゼウスが佐世保に寄港したのが昨年1月で、その後しばらく日本の港では寄港が確認されていなかった。
ところが今年8月16日、沖縄・ホワイトビーチに寄港したのが確認されていたが、その後所在は確認できていなかった。
ゼウスの以前の入港パターンを見ると、長期にわたって連続寄港することが多く、また間隔も約1ヶ月に1回程度であった。

今回、沖縄に寄港してから約1月半ほど経過しており、ケーブルの点検や敷設などのためとすれば、再び連続した寄港が続くものと思われ る。 ゼウスの船体は沖縄寄港時からするとかなり錆が目立っており、長期間周辺海域に展開していた可能性が伺える。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


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