揚陸艦の一部が戻って来た佐世保基地


35番錨地に停泊したジャーマンタウン

米海軍佐世保基地に配備されているドック型揚陸艦ジャーマンタウン(GERMANTOWN LSD-42)が11月17日の早朝、佐世保に帰港した。

ジャーマンタウンとドック型輸送揚陸艦デンバー(DENVER LPD-9)は9月22日に出港し、その後24日に出港した強襲揚陸艦エセックス (ESSEX LHD-2)と共に西太平洋での作戦に参加していた。
ジャーマンタウンは佐世保に戻る直前の11月12日〜13日、ホワイトビーチ・フェスティバルで海上自衛隊のヘリコプター母艦型の 護衛艦「ひゅうが」(DDH-182)と共に一般公開していた。
ジャーマンタウンは今年4月、同型の揚陸艦ハーパーズ・フェリー(HARPERS FERRY LSD-49)と交代配備されていたが、佐世保ではまだ 一般公開されていない。

  また、燃料補給艦ウォルター・S・ディール(WARTER S DIHEL T-AO-193)も同日寄港したが、燃料補給施設がない立神(INDIA)岸壁に 接岸した。
同艦は原子力空母ジョージ・ワシントン打撃群(GWCSG)の補給にあたっていたと思われるので、同艦隊の活動が当分休止状態になるのでは ないだろうか。
通常、空母艦隊に随伴して補給に当たる高速戦闘支援艦ブリッジ(BRIDGE T-AOE-10)は11月9日以来佐世保港中央部に停泊している。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(11.11.17 撮影)


立神岸壁に接岸したウォルター・S・ディール


39番錨地付近に停泊しているブリッジ


2011-11-17|HOME|