強襲揚陸艦エセックスが佐世保に帰港


39番錨地で物資を下ろすエセックス。後方は出港待機中の燃料補給艦ウォルター・S・ディール


「定位置」のJuliet岸壁に接岸したエセックス

強襲揚陸艦エセックス(ESSEX LHD-2)が12月8日早朝に戻ってきた。

エセックスは9月24日に佐世保を出港して以降、海兵隊(31MEU)とCERTEX訓練を行った後、西太平洋での「秋のパトロール」 に出かけていた。
その後、10月20日から30日までフィリピンで「PHIBLEX」訓練を行っていたが、11月20日には駆逐艦ステゼム(STETHEM  DDG-63)とともにインドネシア・バリに寄港し、「トモダチ作戦などの休養」を楽しんでいたようだ。
エセックスはその後、再びフィリピン・マニラに入港していた。

エセックスは来年3月中に同型の強襲揚陸艦ボノム・リシャール(BONHOMME・RICHARD LHD-6)と交代することが明らかになってお り、佐世保に配備中の作戦行動としては今回が最後になる可能性が高い。

なお、佐世保に配備されている揚陸艦のうち、デンバー(DENVER LPD-9)とジャーマンタウン(GERMANTOWN LSD-42)は一足先に戻っ てきているが、トートュガ(TORTUGA LSD-4)だけがまだ行動中だ。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(2011.12.8 撮影)


エセックスと並んで停泊するドック型揚陸艦ジャーマンタウン


2011-12-9|HOME|