原潜バッファローが佐世保に一時寄港


佐世保に入港する原潜バッファロー。後方は燃料補給艦ウォルター・S・ディール(2011.12.12 撮影)

米海軍の原子力潜水艦バッファロー(BUFFALO SSN-715)が2月12日午後、佐世保港に一時寄港した。寄港理由は「人員の移送」とのことだ。

原潜バッファローはグアム・アプラ海軍基地に配備されているが、今年1月24日に沖縄・ホワイトビーチに一時寄港して以来の在日米海軍基地への寄港 となった。
この間、バッファローは乗組員の休暇などのためにグアム戻っていたものと思われ、今回の寄港は再び西太平洋でのパトロールの一環ではないだろうか。

原潜の佐世保寄港は今年、これで8回(4隻)目の寄港となった。
4月に集中寄港した原子力空母と合わせると、今年は延べ11回(37日間)原子炉が佐世保港に持ち込まれたことになったが、米海軍は一貫して 「原子力艦船は事故を起こさない」として佐世保での原子力防災訓練に参加することを拒否している。

(RIMPEACE編集委員・佐世保) 


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