原潜ツーソンが佐世保に一時寄港


佐世保港口を通過して入港する原潜ツーソン(2月21日撮影)

ハワイ州パールハーバーを母港としている原潜ツーソン(TUCSON SSN-770が2月21日朝、佐世保港に一時寄港した。

ツーソンは2月14日に佐世保に入港し、17日に出港したばかりだ。
寄港の目的は相変わらず「休養・補給」など代わり映えしない理由だが、出港してわずか4日で休養や補給が必要になるとは考えられない。

佐世保には近年、潜水艦の捜索を任務としている音響測定艦が事実上の活動拠点であるかのように頻繁に出入りしている。
  今月8日にはそのうちの1隻エフェクティブ(EFFECTIVE T-AGOS-21)が17日間停泊した後出港している。
原潜ツーソンも17日に出港したあと、音響測定艦エフェクティブと何らかのコンタクトの後、情報伝達のため寄港したのではないだろうか。

原潜ツーソンは港中央部の35番錨地付近に20分ほど停泊した後、出港した。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


2012-2-21|HOME|