強襲揚陸艦エセックスが出港


故障修理を終え出港するエセックス。搭載ヘリコプターMH60は一足先に沖縄で訓練している

故障修理のため出港を延期していた強襲揚陸艦エセックス(ESSEX LHD-2) が2月27日出港した。
エセックスは1月27日にも出港を予定していたが、当日になって不具合が発生し、急遽出港を取りやめていた。

今回の出港は3月1日から始まる米韓合同訓練「フォール・イーグル」に参加するためのものだが、通常、修理が終わった後には検査のための航海が行われるが、今回はその手続きを省略した出港 となるようだ。
エセックスはまもなく同型のボノム・リシャール(BONHOMME RICHARD LHD-6)と交代して米本土でEDSRAと呼ばれるオーバーホールを受けるところから、通常の手順を省略したのだろう。

米韓合同訓練にはエセックスのほか佐世保配備艦ではドック型輸送揚陸艦デンバー(DENVER LPD-9)、ドック型揚陸艦トートュガ(TORTUGA LSD-46)、掃海艦ディフェンダー(DEFENDER MCM-2)、 同パトリオット(PATRIOT MCM-7)が参加する。途中からボノム・リシャールも参加するものと思われる。

なお、同日、エセックスの出港に先立ち掃海艦ディフェンダーも出港した。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(2月27日撮影)


日・米・仏3カ国の通信訓練に参加のため出港する掃海艦ディフェンダー


2012-2-29|HOME|