新型の原潜が佐世保に初寄港


入港する原潜ノース・キャロライナ


接岸作業中の原潜ノース・キャロライナ

米海軍の最新型バージニア級の原潜ノースキャロライナ(NorthCarolina SSN-777)が19日、佐世保に寄港、米海軍赤崎岸壁に接岸した。
バージニア級の原潜はこれまで横須賀や沖縄・ホワイトビーチには寄港していたが、佐世保に寄港するのはこれが初めてとなった。

バージニア級の原潜は米海軍特殊部隊(SEAL)をプラットフォーム機能も持っており、現在主力となっているロサンゼルス級の後継として配備が進められている。
佐世保に寄港した背景は不明だが、原潜寄港と同時に横須賀基地に配備されている駆逐艦カーティス・ウイルバー(CurtisWilbur DDG-54)も寄港した。

同日には佐世保基地に配備されているドック形揚陸艦ジャーマンタウン(Germantwon LSD-42)も寄港した。
ジャーマンタウンはタイでの合同訓練などに参加した後、3月14日にはアジア・太平洋戦争の激戦地・硫黄島でのセレモニーに第3海兵遠征軍(VMEF)とともに参加して いた。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)(2012.3.19 撮影)


カーティス・ウイルバー(左)と並んで接岸したジャーマンタウン(右)


2012-3-19|HOME|