原潜トピカが佐世保に一時寄港
佐世保港口を通過する原潜トピカ(7月2日撮影)
カリフォルニア州・サンディエゴ海軍基地を母港としている原潜トピカ(TOPEKA SSN-754)が7月2日、一時寄港した。
原潜の佐世保寄港は今年になって5月25日に入港したオクラホマシティ(OKLAHOMA CITY SSN-723)以来8回目となった。
トピカは入港後、港中央部に短時間漂泊した後出港した。この間物資の積み込みなどの作業は確認できなかった。
佐世保港には、原潜の動きに関連したものとして音響測定艦が頻繁に寄港していた。今回の原潜の一時寄港の前にはコンパクト版低周波(CLFA)ソナーに置き換えたばかりの音響測定艦ビクトリア
ス(VICTRIOUS T-AGOS-19)が6月21日出港し、6月29日には再び入港している。
この期間には東シナ海(黄海)で日米韓の海軍による合同訓練が行われており、当然中国海軍も監視・モニター行動を行っていたものと思われるが、その中国の艦船(特に潜水艦)を追尾・監視
する任務に原潜や音響測定艦が当たっていたとも考えられる。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)
定期フェリーとすれ違う原潜トピカ(7月2日撮影)
2012-7-2|HOME|