ボノム・リシャール、佐世保に帰港


佐世保港中央部で弾薬の積み込み作業を開始した強襲揚陸艦ボノム・リシャール(LHD 6)(2012.8.16 撮影)

今春佐世保基地に交代配備された強襲揚陸艦ボノム・リシャール(BONHOMME・RICHARD LHD-6) が16日朝7時過ぎに佐世保に帰港し、港中央部の39番錨地で弾薬の積み込み作業を開始した。

同艦は8月10日午後3時過ぎに佐世保基地を出港し、航海や操船訓練を兼ねて横須賀に出かけた。 横須賀に寄港した目的は、第11揚陸戦隊(COMPHIBRON−11)の司令官が先日交代したことに伴う第7艦隊司令官(横須賀)への「ご挨拶」だったと思われる。

弾薬の積み込み作業が終われば、ボノム・リシャールはいよいよ本格的な作戦行動へ向けて出港することになる。
沖縄・普天間基地には今秋にも垂直離着陸輸送機MV22オスプレーの配備が強行されようとしているが、海兵隊岩国基地を拠点に行われる各地での飛行訓練と合わせ、オスプレーを搭載・運用する ボノム・リシャールの訓練もこれから本格化するものと思われる。

(RIMPEACE編集委員・佐世保) 


2012-8-16|HOME|