強襲揚陸艦、佐世保出港
佐世保を出港するボノム・リシャール
ボノム・リシャールに収容するため港外まで自走するLCAC
米海軍佐世保基地に配備されている強襲揚陸艦ボノム・リシャール(BONHOMME RICHARD LHD-6)が8月17日正午頃、佐世保を出港した。
同艦の出港に先立ち、搭載するLCAC(ホバークラフト型上陸用舟艇)3隻が港外まで自走し、その後ボノム・リシャールに収容された。
これまでの例で考えれば、沖縄・ホワイトビーチ基地に明日夕刻(午後6時過ぎ)に到着し、その後はブルー・グリーン訓練(海軍と海兵隊の共同トレーニング)やSOCEX(特殊作戦能力証
明訓練)を行ない、東アジアでの「フォール・パトロール」に参加することになるのではないだろうか。
しかし、海兵隊岩国基地に強行搬入された輸送機MV−22オスプレーの沖縄配備の状況によっては、オスプレーの洋上プラットホームとなるボノムリシャールの動きもまた変わってくる
だろう。
(RIMPEACE編集委員・佐世保)(2012.8.17 撮影)
2012-8-17|HOME|