最新型の補給艦が佐世保に寄港


平瀬岸壁に接岸した貨物弾薬補給艦ワシントン・チャンバーズ(2012.8.23 撮影)

最新型のルイス&クラーク級貨物弾薬補給艦ワシントン・チャンバーズ(Washington Chambers T−AKE−11)が8月23日、佐世保に入港した。 ワシントン・チャンバーズは同型の中でも最新の艦で、昨年2月に就役したばかり。
同艦は米海軍佐世保基地司令部(CFAS)などがあるメインベースの平瀬(ジュリエット)岸壁に接岸したので、今回の寄港は弾薬の補給や輸送が目的では ないようだ。

同型の貨物弾薬補給艦は今年になってこれまで3隻が延べ19回(アメリア・イアーハート12回、ウォリィ・スキラ3回、マシュー・ペリー4回)入港し ているが、岸壁に接岸したケースは今年初めて。
同艦が西太平洋に追加配備されたのか、あるいは就役に伴う航海訓練の途中なのかは今後の動きを見ないとわからない。

なお、佐世保基地には8月23日現在、補助艦船では貨物弾薬補給艦アメリア・イアーハートが港中央部の35番錨地に、音響測定艦インペッカブル、 同エフェクティブ、同エイブルの3隻が立神岸壁に溜まっている。

(RIMPEACE編集委員・佐世保) 


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