弾道ミサイル観測艦が佐世保入港


赤崎岸壁に接岸しているオブザベーション・アイランド(12月2日撮影)

朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)が人工衛星打ち上げを予告したことと合わせるように、米海軍の弾道ミサイル観測艦オブザベーション・アイランドが12月2日早朝、米海軍佐世保基地の赤崎岸壁 に接岸した。同艦は11月1日から4日まで佐世保に停泊し、その後11月11日には横浜ノースドックに寄港していたところから、日本周辺海域に展開していたものと思われる。

今回佐世保に寄港したのはDPRKが今月中旬に打ち上げを予告している人工衛星のロケットをモニターするためのものと思われる。
当初の予定ではその日のうちにも出港するのでは、と思われていたが、3日朝になっても停泊している。打ち上げ予定日まで余裕があるので待機しているのかもしれない。

なお、佐世保には米海軍のフリゲート艦ルーベン・ジェイムス(Reuben James FFG-57)が12月1日から寄港しているが、このフリゲート艦は11月30日に入港した音響測定艦のエスコートで はないかと思われ、ミサイル観測とは別の行動ではないだろうか。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


立神岸壁に接岸しているルーベン・ジェイムス(12月3日撮影)


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