強襲揚陸艦が佐世保帰港


39番錨地で荷卸し中のボノム・リシャール


平瀬岸壁に接岸作業中のボノム・リシャール(12月3日撮影)

米海軍佐世保基地に配備されている強襲揚陸艦ボノム・リシャールが12月3日早朝、佐世保に帰ってきた。

ボノム・リシャールは12月8月17日に佐世保を出港した後、ほかの揚陸艦とともに沖縄・ホワイトビーチで海兵隊を乗せ、周辺海域でCERTEXを行っていたが、同時期、陸上自衛隊との強襲上陸 訓練に一部参加する形でグアム・アプラ港に立ち寄っていた。
10月にはフィリピンや香港など東南アジアの港を相次いで訪問した後、11月5日から沖縄周辺海域で行われた日米統合訓練に参加し、ボノム・リシャールとともに揚陸艦隊を構成しているドッ ク型輸送揚陸艦デンバーやドック型揚陸艦トートュガは陸上自衛隊の強襲上陸訓練などを支援していた。

 佐世保に戻ったボノム・リシャールは港中央部の危険物荷役用の39番錨地で弾薬などを降ろした後、午後4時ころ定位置である平瀬(Juriet)岸壁に接岸した。
 例年であればこのまま新年を迎えるところだが、夜間外出と基地外での飲酒禁止通知の関係で、「休養と娯楽」のため日本以外の港に出かけることもあるかもしれない。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


2012-12-3|HOME|